スピードラーニングの効果は

スピードラーニングの効果を超初心者目線でガチ検証してみた

もどかしい思い。

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 外国人に道を聞かれることがたびたびあり、英語力が高くもないのに対応して、結果的に相手に気を使わせてしまったという話を前回したが、そのエピソードを少し話そうと思う。

 

僕が買い物から家に帰ろうと自転車で走っていたときのこと。

信号のところで止まっていたら、ある青年に声をかけられた。

たどたどしい日本語で「すみません…。私はここに行きたいデス…。いま、どこデスカ?」。

そう言って日本語で住所が書かれたメモを僕に見せた。20歳前後の坊主頭のその青年は東南アジアの方のよう。

詳しくはわからないがタイかベトナム国籍の方で学生さんだと思う。しかもカギをしたままの自転車を押しながら歩いていた。

どうやらカギをなくしまったのだと思われる。

僕はスマホで地図を開いた。

ここからそれほど遠くはなさそう。数百メートルあたりの場所のようだ。さて、どうやって道を教えるか…言葉のみで伝える自信がなかった。

それほど僕も急いでなかったので、「OK。そこまで一緒に行ってあげるよ」。彼は自転車を引きずりながらついてきた。

途中、彼の英語とたどたどしい日本語と僕の知っている限りのたどたどしい英語でコミュニケーションをとった。

「ニアー、ニアー(近いよ)」「OK!OK! ドントウォーリー」。

彼の知り合いが住んでいるアパートに行きたいとのことだった。過去に行ったことがあるのだが、道順を忘れていて迷ってしまったらしい。

建物の色や大きさ、近くに大きな木があったなどのことはわかったが、なかなか目的地が見つからない。

彼はその人に連絡を取りたいのでWi-Fiの繋がるところを教えてほしいと言う。そこで僕は近くにあるいつくかのお店を回ってみたが、どこもフリーWi-Fiはなかった。

とにかく近いところにあるのは間違いないので、近辺を捜し歩いたところ、どうにか辿り着くことができ、それらしきアパートを見つけた。

すると彼も「ここです!」と思い出し、玄関のチャイムを鳴らすと知り合いがドアから顔を出し、ついにご対面。

結果的に1時間くらいかかってしまった。

彼は何度も「Thank you.」とお礼を言ってはくれたが、もっと僕に英語力があったら、こんなに時間はかからなかっただろう。その間ずっと彼は自転車を引きずって歩くことになってしまった。

言いたいことがあっても言葉が出ない。相手が言っていることも十分聞き取れない。

厳密に言えば、ある程度聞き取れてはいるのだが、意味がわからないのだ。

手助けしたい気持ちはあっても、スキルが伴わないと助けられない。そんなもどかしい思いを何度もしている。

そんなこともあり、いつか英語でやりとりできるようになりたいと思うのだった。

スピードラーニングを聞き続けてきて、英語をキャッチする力はついてきていると思う。

ほぼ毎日聞いているんだから、そりゃあ力はついてきてないと困るのだが(笑)。

しかし、フレーズを聞いて、どういう意味かがわかるというのはまだまだだ。

少しずつわかるようになってきているという感覚もまだない。いつか、わかるようになるのだろうか。未来がまだ見えてこないなあ。

こうすればいいという良い解決策はないだろうか。