5巻、家族・友達との会話
タイトル通り、家族と友達との会話がさまざまなシーンやテーマで収録されている。
前半は家族との会話でブラウン一家が主人公。ブラウン夫妻の会話、そして親と子の会話。
文化の違いも多かったが(13コンテンツ)、さらに盛りだくさん(17コンテンツ)。
ブラウン夫人が夫や子どもに小言を言う(笑)シーンが続く。
明らかにブラウン夫人がこの一家の中心であることは内容からうかがえる。
「責任」という章で、自分の部屋の片付けが終ってないのに遊びに行こうとする息子のグレッグに叱るお母さん(ブラウン夫人)。
後でやると言っても「いけません、今すぐやりなさい!」。
グレッグが「友達が待っているからもう行かなきゃ」というと
「友達を待たせてもやりなさい」という毅然たるお母さん(笑)。強いです。
でもグレッグが病気のときはお母さんらしい、「やさしさ」を見せてくれます。
アメリカの家庭ドラマを見ているようで1巻以来の聞いていて楽しいと感じる巻。「帰宅」の章では仕事から帰宅したブラウンさんと夕食の準備をしているブラウン夫人との会話。
そこで「ワイルドライス」という食品が登場する。
聞いたことがない名前だったので、僕はアメリカでよく食べられるご飯料理かと思った。
名前からして「野趣溢れる」感じの炒飯っぽい料理かなと(笑)。どんな料理かと調べてみたら、ワイルドライスとは、穀物ではあるが米ではない。イネ科のマコモという植物の種とのこと。
インディアンライスとも呼ばれているらしい。
栄養価も高く、たんぱく質が豊富で抗酸化成分のビタミンEは玄米の4倍。
食物繊維もたっぷりでダイエットにも最適なスーパーフードということだった。
主な調理法は米と一緒に炊いたり、スープやサラダ、肉や魚料理の付け合せに使ったりなど。
たしかに「スピードラーニング」ではベイクドサーモンの付け合せとして出てくる。どんな味なのだろう。ちょっと興味が湧いている。
前回の「文化の違い」では、文化や習慣の違いを知ることができ、今回のように日本にはあまり馴染みのないアメリカの食材などを知ることができる。
単に英語だけでなく、アメリカの文化や生活に関する知識を広げることができるという点で2つの「教材」を兼ねているところがスピードラーニングのすごさかも。
効果のほうは相変わらずで、特に感じることはないのだが。
まあ、かろうじて毎日続けているので、カメのような歩みで前進しているのではないだろうか。