6巻、フレンドシップ【ネタバレ注意】
最近、WEBで定額聞き放題のスピードラーニングαアルファ?の広告がやたら表示される。アルファどうなんだろう?体験レビューとか今のところ見当たらないので様子見だな。良さそうならアルファに乗り換えよう。でも、乗り換えできるのかな?
ということで、6巻の感想を。
タイトルから想像するに友達との友情をテーマにしたシナリオかと思ったら、まさかのラブストーリー。
もちろんはじめは日本語訳付きのバージョンで聞いていくことにする。
登場人物は青年マイク。そしてマイクが働いている会社の新入社員のリサ。
見知らぬ者同士が出会い、やがて恋心が芽生えていく。これまでのよりドラマ風な流れだ。
僕の頭の中ではトム・ハンクスとメグ・ライアンの映画の世界だ。
ストーリーが進行していく。
なかなか面白い。
次の展開が気になる。
途中で聞くのをやめられない。
これが教材なのか!
1巻以来の傑作だ。
そう思って聞き進めていくと、一つ残念なところがあった。それは、『章のタイトルのつけ方が悪すぎる』
4章:『デートに誘う』
冒頭のナレーションで「マイクはリサを夕食と映画に誘います」あ、誘うんだ…。
もう言ってしまっているじゃないか。
7章:『言い争い』
冒頭のナレーション「マイクとリサが別れます」マジで?なぜ、言う?
8章:『仲直り』
冒頭のナレーション「マイクとリサは、電話で仲直りします」だから、なんで先に言うの!?
9章:『プロポーズ』
冒頭のナレーション「マイクはリサに結婚を申し込みます」
…でしょうね。
ストーリーと脚本は評判通り良いんだよな。
章のタイトルと冒頭のナレーションで場面設定の説明の部分で教材感を出してしまっている。実にもったいない。
前に述べたように、ストーリーや登場人物に感情移入できると聞いていて楽しくなる。何度でも聞ける。
日本語なしでもストーリーやセリフが頭に入っているから、英語のみでどんどん聞くことができる。
いくつか耳に残るフレーズも出てきた。
例の部分さえ直せば完璧な巻ではないでしょうか。
しかし、なぜ巻のタイトルが「フレンドシップ」なのだろう。
聞いているときもタイトルの意味が引っ掛かり、デートでもうまくいかず、この二人は恋人になれないのでは?仲の良い友達止まりなのかな、などと深読みしてしまった。
でも結局プロポーズしハッピーエンド。
そのまま「恋人たちの会話」とかにすればよかったのにと思ってしまったが、これにはまた「スピードラーニング」ならではの深いワケがあるのかも知れない。