3巻「日本へようこそ」
先日、映画を観に行った。
面白いと評判の有名ロックバンドのボーカルが主人公のあの映画だ。
英語音声+日本語字幕で観たのだが、当然字幕は読むのだが、同時に英語を聞き取ろうとして、耳を傾けている自分に気がついた。
ところどころ聞き取れて、字幕と重ね、「あ、なるほどね」と英語と字幕の訳を対比できる箇所がいくつかあった。
音をキャッチすることは多少できるようになっていたのだ。
以前は、映画を観ても字幕を読むだけで英語は聞く意識もなかった。
今回は英語を聞こうとしている。だから聞こえたのかもしれない。
これはまさにスピードラーニングの効果なのかも。
とは言ってもこれまでスピードラーニングを続けてきて、効果はあったとは大声では言えない。
しかし「変化」はあった。
そこは大いにあったと思う。英語が大好きってほどではないけど、自分の中で英語のポジションが変わった。関心が高くなったと言えばいいかな。
依然、あのTOEICの悔しさは忘れていないし。
いつか英語ができるようになりたいと思っている。
そう言って気がついたのだが、自分でスピードラーニングを始めたものの、いつまでにマスターするとかの目標を決めていなかった。
スピードラーニング自体がいつまでにどういう効果が出ると明言していないのもある。最後まで続ければ4年かかるし(笑)。
ある意味では、いつまでにマスターしなければいけないという明確な目標がない人向きなのではないか。僕のように「いつか英語ができるようになりたい」的な希望はあるものの、お気楽な人向け。
仕事で必要とか、できるだけ早く英語を身につけなければいけない人にとっては、みるみる効果が出てこないから、やってて不満が出るのではないかと思った。
僕に明確な目標や切羽詰ってる感があれば、目の色変えて、それこそ英会話学校やオンライン英会話などでバリバリやっていたかもしれない。
しかし、そこまではしたくない。続かないと思っている。だから今のままスピードラーニングを続けているのが「丁度良い」のである。
さて、先日から3巻「ようこそ日本へ」に進んだ。
1巻を繰り返し聞いた。
覚えられそうな気がしたが、覚えられるまでにはいかなかった…。
徹底的にわかるまで聞こうとも思ったのだが、ずっと1巻で止まっているのもどうかと思い、気分転換もあり、新しいのを聞いてみようと思った。
3巻はニーズが高そうな内容。
日本に来ている外国人観光客との会話が中心。駅で外国人に切符の買い方を教える、タクシーで桜の名所へ行く、居酒屋での会話、旅館での会話など。
居酒屋や旅館で外国人が「おや?」と思うポイントなどがわかって面白い。きっとシナリオを作る際、いろいろ取材したのだろう。
僕がアメリカへ行った際、常に不安だったし、困ったときに親切に対応してもらったとき、とてもうれしかったのを思い出した。
困っている外国人がいたら声をかけられるようになりたい。
実は、これまで外国人に道を聞かれることが何度かあった。でも説明できるほどの英語力がなくて、思うように答えられない。
英語2割、日本語7割、ジェスチャー1割でどうにか伝えた。
相手に「英語が苦手な人に尋ねてしまった」「英語力がないのに必死に教えようとしている」などと、かえって気をつかわせてしまったこともある。
今度はスマートに答えられるようになりたいな。