スピードラーニングの効果は

スピードラーニングの効果を超初心者目線でガチ検証してみた

パリピなアメリカ人 8巻「パーティー」

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 正直言うとタイトルからして、あまり興味が湧かなかった。

なぜなら実は僕は人見知りなのである。

確かにアメリカといえばパーティーアメリカ人と付き合ったり、アメリカで暮らす際にはパーティーは避けては通れないのかも知れない。

僕だって親しいもの同士のパーティーはもちろん何も問題ないが、アメリカのパーティーというと、いきなりその場で大勢の知らない人と会わなければならないイメージ。

実際にそれでえらい目にあったことがある。

 

20代の頃、あるアメリカ人青年と仲良くなり、彼のアパートに招待された。彼のカタコトの日本語と僕のカタコトの英語を交えての会話だったが、歳も近く、音楽などの趣味が合ったので仲良くなった。

アパートでは、はじめは2人で軽く食事をしてたり、ビールを飲みながら話していた。

そのうち彼が「今日は友達がここに来るから紹介するよ」とかなんか言ってたら、ちらほらと外国人がアパートに集まってきた。

そのうちどんどんやって来て、2DKのアパートに20人くらいの外国人が集まった。
いつの間にか、周りは見知らぬ外国人だらけ。

どう振舞ってよいかやら…。

しかも友人の彼は他の友達と話していて僕は完全に放置されてしまった。

こういう時っていっそ相手のほうから何か話しかけてくれればいいのだが、みんなそれぞれ会話に夢中で、こっちが無理やりにでも割って入るしかない。

人見知りでなおかつ英語がそんなに話せない僕には到底できなかった。

誰ともコミュニケーションできない、視線でさえどこを見たらよいかわからない状態で居心地が超悪かった。

なので、うつむき加減で一人黙々とお酒を飲んでいるしかなかった。

早く帰りたかったが、どのタイミングでどう帰っていいかもわからなかった。

そんなこともあり、アメリカ人のパーティーにはあまりよい印象がないのだ。

聞いていくと、ストーリーの中でもさとしがパーティーの最中、どうしたらいいか困っているというくだりが。

何でも気軽に話せばいいというが、それでは解決になっていない。それができないから困ってるわけだ。と軽いツッコミを入れながら聞いた。

ストーリーでは、アメリカにはさまざまなパーティーがあるというのを紹介している。

アメリカに限らず、日本でも何かしらの理由をつけて仲間が集まる場はある。

忘年会、新年会、歓送迎会、仲間が集まって花見やバーベキューをやることがあるし、正月やお盆には親戚が集まるのもパーティーと言えばパーティーだ。

近頃では女子会や鍋パー(鍋パーティー)やたこパ(たこ焼きパーティー)などもある。

シャワーパーティーなどは多少形式は違うが日本でも行われることがあるが、ハウスウォーミングパーティーは日本では馴染みがないように思う。

結婚祝いの品を新郎新婦がリストアップしておくとか、招待する際に飲み物持参と事前に知らせるなどは合理的でアメリカらしいなと思った。

また会話の中で、手土産を持っていくかどうかを聞いたら持って来たかったらそうしてもいいけど頼まれてなかったら持って来なくていいというのがあった。

変に気を遣うことなく、実にさっぱりとしたつき合い方だ。

日本は言われなくても、先回りして気を利かせるとか、そういうのか美徳だったり。忖度する文化なのだと思う。

英語を学びつつ、日本人との違いをまた知ることができた。ホント『スピードラーニング』では毎巻、英語以外に何かしら新しいことを教えてくれるなぁ。